ミハエル・クルム
最高のバランスが生み出した “ドライバーと車がひとつになる”感覚。
レーシングと一般走行の両面から車を追求。
僕はレースで車の性能を限界まで追求していますが、乗用車の方が実は開発が難しい。なぜなら、サーキットは良い路面で良い車を作りますが、乗用車は凹凸や段差のある道から、山や峠など様々なシチュエーションで走行します。ALPINAの場合、サーキットで車の基本性能を限界まで磨くと同時に、乗用車に求められる様々な性能を高いレベルで追求しています。だから、スポーティなのに運転しやすくて、乗り心地も良い、完成度の高い車となっているのです。
完璧なバランスが生んだ “速くて安全、楽しく運転できる車”。
ALPINAの素晴らしさは、エンジン・足まわりなど構成要素すべてのバランスの良さによるものです。たとえば、エンジンはパワーもトルクも十分で、無理なく高回転まで回ります。その強烈なパワーで、コーナーにオーバースピードで入ったとしても、足まわりがしっかりしているので変な挙動をせず、ニュートラルな姿勢で曲がることができます。すべては、エンジンのチューニングや、足まわりのセッティングなど完璧なバランスによるものなのです。
飛ばしても乗れるけど、リラックスしても乗れる車。
ALPINAはオールラウンダーな車です。車を1台しか所有できないとしたら、ALPINA が1台あれば十分です。レースで磨いたスポーティな車でありながら、市街地、峠のワインディングロード、高速道路でのクルージング、どこでもOK。パワーがあってコントロールもしやすく、乗り心地もいいから、ドイツ本国でも大変人気があります。いくら速いスポーツカーでも、乗り心地が悪いと助手席の奥さんに怒られますからね(笑)。
言葉で説明しても分からない。乗ればすぐに分かる魅力。
ALPINA最大の魅力は、“ドライバーと車がひとつになれる”こと。エンジン・足まわり・ステアリング、すべて含めて、最高のバランスで整えられているALPINAだからこそ成せる技なのです。でも、この“ドライバーと車がひとつになる”感覚は、いくら言葉で説明しても分からない。逆にALPINAを1回試乗すれば、あまり運転経験のない人でもすべて分かると思います。営業マンの話は無視して、とにかく自分で体験してみて下さい。僕の言っていることは、乗ればすぐに分かると思います